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帰ってきた剣豪日記(9)

(2007/12/22)
5周目。
これだけさんざん楽しんでも、待ち望むかたちでの
続編が発売されなければ、あるいはまた何年後かに
思わずソフトを起動してしまうかも知れないゲームとはいえ、
そろそろ今回はこのへんで終わりにするべきなんだろうな。
などと思いつつ、今度こそ史上最強の剣豪を作るべく、
新規ゲームを開始。
養父「渋沢 彰平」から「円明一心流」を継承し、
最後の剣豪「黒木 一刀」の旅のはじまり…

研鑽を重ねてきた「円明流」はすでに最強と言って間違いないが、
結局のところ、最後はそれを使うプレイヤーの腕次第である。
このゲームには、当然、通常の人対戦のモードもあり、
シナリオをクリアした剣豪が使えるほか、プレイヤーの育てた
セーブデータの剣豪でも戦えるため、メモカを持ち寄って、
オリジナル剣豪同士の戦いも可能であるが、
このゲームの面白さは、たぶん、かなりやりこんだ自分のような
プレイヤーでさえ、初心者相手の「真剣試合」で緊張する、
というところなのではなかろうか。
ふつうの格闘ゲーム系では、ほとんどありえない、
こんなところが大好きなんだなーもう、「剣豪」というゲームは。
なわけで、あなたも一戦いかがですか?

さて。
今回は最初から剣豪というより“剣鬼”ともいうべき路線で始めた
「黒木 一刀」は、とにかくすべての剣豪を躊躇することなく殺害
していく運命だったりするわけだが、なにしろ懸案であった、
残りの剣豪の「形」を取得するべく各地をウロウロ。

そしてついに、吉岡伝七郎との死闘でヤツの「形」をゲット。
いやはやそれにしても、さすがに苦労しただけに、伝七郎の剣は恐かった。
このゲームに登場する33名の剣豪の中でも3本の指に入るのではなかろうか。
というわけで、残るは武蔵一人。

そういった中、今回は状況によって枝別れするシナリオの中で、
やっていなかった「異説・巌流島」も初めて体験。
いつもは、佐々木小次郎の友人となって「巌流島」における
武蔵VS小次郎をポカーンと眺めるだけだったのだが、
ふと、2日後の「巌流島」前日の夕方に行くと言っていた
小次郎の言葉を思い返し、1日後の夕方に藩邸に行くと、
案の定、小次郎が出て来て「見送りに来てくれたのですか?」
という会話に発展し、海岸にて対戦したい意志を選ぶと決戦に。
そして翌日選択できる「巌流島」に行けば、小次郎の代わりに
武蔵と対決できたのだが、セーブデータを使って何度戦っても
武蔵の「形」が得られず、もしかするといつものように、
最終決戦に臨まなければ取れないのかも知れないと感じたので、
「巌流島」に行かず、後で武蔵からの果たし状が来るのを待つことに。
しかし本当に今度こそ宮本武蔵の「形」を手に入れられるのか…

40種ある新技合成のうち、宮本武蔵の「形」が必要なのは3つ。
まあ、実際に合成してみると意外に使えない技であったりもするが、
しかしここまで来たら全部を確認して、最強の「形」のみをセレクトしたい。
なんとしても…

ちなみに、今度こそ「円明流」を完成させるという意味で、
「黒木 一刀」の自流派名は「円応流」と名乗らせた。

◎帰ってきた剣豪日記(10)最終回
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